故郷と未来を繋ぐ音

先週から地元・下関に行っていました。

この度、NTTドコモビジネスさんのプロジェクトの一環として
来年3月に僕の故郷・下関と東京をリアルタイムで繋ぐ、
新しい形のライブを開催することが予定されてます。

現地では会場打ち合わせなどを行い、非常に有意義な時間となりました。
僕自身、通信や技術面には詳しくないですが、
「現場でしか分からないこと」がたくさんあった。
会場確認はもちろんのこと、
何より、NTTドコモビジネスの皆さんにも下関という街を体感してもらい、
想いを共有できたこと
が本当に嬉しかった。
モノづくりにおいて“想いを共有する”ことは、何より大切だと改めて感じました。


今回のプロジェクトを簡単に言うと、
「A(本会場)」と「B(サテライト会場)」という離れた2つの会場を、
ほぼ遅延のない通信で双方向に繋ぎ、一つのライブを共に創るという試み。

今回のケースでは、Aが下関、Bが東京。
つまり、下関と東京が“同じ時間”を共有するライブになります。

本来この実証実験において、場所はどこでもよかったのですが、
「最初の遠隔ライブは、ぜひ佳さんの地元でやりたい」
──そう声をかけていただき、ありがたく参加させていただくことになりました。


昨年11月にGLASS TOPが終わってからの1年間、
正直、音楽への情熱や目標をどこに向ければいいのか、なかなか見つけられずにいた。
そんな中で今回の話をいただき、
自分にとって大きなきっかけだと思ったし、自然と心が前を向いていくのを感じました。

僕の“新世界”、
これまでにない形で次の扉が開くような気がしています。
そして、「もう地元でライブをすることはないかもしれない」と
どこかで思っていた自分に、再びそのチャンスを与えてもらえたことは本当に嬉しい

NTTドコモビジネスさん、そしてこのプロジェクトに関わるすべての方々に、
心から感謝しています。
僕なりの音楽で、その想いに応えたいです。


詳細は近々発表しますが、
ライブは東京会場でもリアルタイムで観覧可能です。
下関から東京へ、東京から下関へ──
「生」で、声と音で、コール&レスポンスを届けます。

もちろん、下関会場に来てくれる方も大歓迎。
僕にとって特別な意味を持つライブになるので、
ぜひ力を貸してもらえたら嬉しいです。


昨年のFINALライブはとても感動的でずっと心に残ってるけど、やっぱり悲しかった。
今度は、未来を切り開くような想いで、思い切り音楽を楽しみます。
きっと、特別な瞬間になると思います。

全部を繋げて、愛して。
また、前へ。

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